--- id: 5900f49a1000cf542c50ffac title: '問題 300: タンパク質の折り畳み' challengeType: 5 forumTopicId: 301954 dashedName: problem-300-protein-folding --- # --description-- 非常に単純化すれば、タンパク質は疎水性要素 (H) と極性要素 (P) で構成される文字列と考えることができます。例えば、HHPPHHHPHHPH です。 この問題ではタンパク質の方向が重要であり、例えば HPP は PPH と区別されます。 したがって、$n$ 個の要素で構成される相異なるタンパク質は $2^n$ 種類存在します。 自然界では、これらの文字列は常に H-H 接点の数ができるだけ多くなるように折り畳まれています。その方がエネルギー面で有利だからです。 その結果、H 要素は内側に蓄積し、P 要素は外側に蓄積する傾向があります。 自然のタンパク質はもちろん三次元で折り畳まれていますが、ここでは二次元で折り畳まれるタンパク質のみを考えます。 下図は、上の例のタンパク質を折り畳む 2 通りの方法を示しています (赤い点は H-H 接点)。 タンパク質 (例) を折り畳む 2 通りの方法 左側の折り畳みは H-H 接点が 6つしかないため、自然にこの形になることはあり得ないでしょう。 一方、右側の折り畳みは H-H 接点が 9 つあり、この文字列には最適です。 文字列のいずれの位置にも H 要素と P 要素が同じ確率で存在すると仮定すると、長さ 8 の無作為なタンパク質文字列の最適な折り畳みにおいて、H-H 接点の平均数は $\frac{850}{2^8} = 3.3203125$ になります。 長さ 15 の無作為なタンパク質文字列の最適な折り畳みにおいて、H-H 接点の平均数はいくつですか。 回答は、厳密な結果に対して適宜小数位を使用すること。 # --hints-- `proteinFolding()` は `8.0540771484375` を返す必要があります。 ```js assert.strictEqual(proteinFolding(), 8.0540771484375); ``` # --seed-- ## --seed-contents-- ```js function proteinFolding() { return true; } proteinFolding(); ``` # --solutions-- ```js // solution required ```