--- id: 587d7b87367417b2b2512b3f title: var キーワードと let キーワードの違いについて challengeType: 1 forumTopicId: 301202 dashedName: explore-differences-between-the-var-and-let-keywords --- # --description-- `var` キーワードによる変数宣言の最も大きな問題の一つは、簡単に変数宣言を上書きできてしまうことです。 ```js var camper = "James"; var camper = "David"; console.log(camper); ``` 上記のコードで、変数 `camper` は最初は `James` として宣言されていますが、その後 `David` に上書きされています。 そのためコンソールには文字列 `David` が表示されます。 小規模なアプリケーションであれば、こうした問題は起きにくいかもしれまん。 しかし、コードの規模が大きくなると、変数を意図せずに誤って上書きしてしまう可能性が高くなります。 このような動作はエラーを返さないため、バグを見つけて修正することが難しくなります。 JavaScript の大きなアップデートとなった ES6 では、`var`キーワードに伴うこうした潜在的な問題を解決するために `let` というキーワードが導入されました。 以降のチャレンジでは ES6 の他の機能についても学習します。 上記のコードの `var` を `let` に置き換えた場合、結果はエラーになります。 ```js let camper = "James"; let camper = "David"; ``` エラーはブラウザーコンソールで確認できます。 `var` とは違って、`let` を使用する場合は、同じ名前を持つ変数は一度だけしか宣言できません。 # --instructions-- `let` キーワードだけを使用するようにコードを更新してください。 # --hints-- `var` がコード内に存在しない必要があります。 ```js assert.notMatch(code, /var/g); ``` `catName` は文字列 `Oliver` である必要があります。 ```js assert.equal(catName, 'Oliver'); ``` `catSound` は文字列 `Meow!` である必要があります。 ```js assert.equal(catSound, 'Meow!'); ``` # --seed-- ## --seed-contents-- ```js var catName = "Oliver"; var catSound = "Meow!"; ``` # --solutions-- ```js let catName = "Oliver"; let catSound = "Meow!"; ```