--- id: 587d7fac367417b2b2512bdd title: 動的スケールを使用する challengeType: 6 forumTopicId: 301495 dashedName: use-dynamic-scales --- # --description-- D3 の `min()` メソッドと `max()` メソッドは、スケールを設定する際に便利です。 複雑なデータセットが与えられた場合、優先事項の一つは、可視化されたものが SVG コンテナの幅と高さに合うようにスケールを設定することです。 すべてのデータがウェブページに表示されるように、SVG キャンバス内にデータをプロットしましょう。 下の例は、散布図データの x 軸スケールを設定します。 `domain()` メソッドは、プロットされる生データ値に関する情報をスケールに渡します。 `range()` メソッドは、ウェブページ上で可視化に使用される実際のスペースに関する情報をスケールに提供します。 この例では、ドメインはセット内の 0 から最大値までです。 配列内の x 値に基づいて、コールバック関数で `max()` メソッドを使用します。 レンジには SVG キャンバスの幅 (`w`) を使用しますが、いくらかのパディングも含めます。 これにより、散布図のドットと SVG キャンバスの端との間に余白が作られます。 ```js const dataset = [ [ 34, 78 ], [ 109, 280 ], [ 310, 120 ], [ 79, 411 ], [ 420, 220 ], [ 233, 145 ], [ 333, 96 ], [ 222, 333 ], [ 78, 320 ], [ 21, 123 ] ]; const w = 500; const h = 500; const padding = 30; const xScale = d3.scaleLinear() .domain([0, d3.max(dataset, (d) => d[0])]) .range([padding, w - padding]); ``` 最初はパディングというものが分かりづらいかもしれません。 X 軸を、0 ~ 500 (SVG キャンバスの幅の値) の値を持つ横線と考えてください。 `range()` メソッドにパディングを含めると、プロットはその線に沿って (0 ではなく) 30 から開始し、(500 ではなく) 470 で終了します。 # --instructions-- `yScale` 変数を使用して、線形の y 軸スケールを作成してください。 ドメインの開始点を 0 に、終了点をセット内の `y` の最大値にする必要があります。 レンジには SVG の高さ (`h`) を使用し、パディングを含める必要があります。 **注:** プロットを正しい方向に保つことを忘れないでください。 Y 座標のレンジを指定する際は、(高さからパディングを引いた) 大きい方の値が第 1 引数、小さい方の値が第 2 引数になります。 # --hints-- `h2` 内のテキストを `30` にする必要があります。 ```js assert(output == 30 && $('h2').text() == '30'); ``` yScale の `domain()` は `[0, 411]` と等しくする必要があります。 ```js assert(JSON.stringify(yScale.domain()) == JSON.stringify([0, 411])); ``` yScale の `range()` は `[470, 30]` と等しくする必要があります。 ```js assert(JSON.stringify(yScale.range()) == JSON.stringify([470, 30])); ``` # --seed-- ## --seed-contents-- ```html ``` # --solutions-- ```html ```