--- id: 59880443fb36441083c6c20e title: オイラー法 challengeType: 5 forumTopicId: 302258 dashedName: euler-method --- # --description-- オイラー法は、所定の初期値を持つ1階の常微分方程式 (ODE) の解における近似値を求めます。 [記事](https://www.freecodecamp.org/news/eulers-method-explained-with-examples/ "news: Euler's Method Explained with Examples") で論説されているように、初期値の問題(IVP)を解くための明示的な方法です。 ODEは以下の形式で書きます。 下記が初期値です。 数値解を得るために、LHS上の導関数を有限差分近似に置き換えます。 次に $y(t+h)$ の値を求めます。 これは以下と同じです。 反復解法ルールは次のとおりです。 $h$ はステップサイズで、解の精度に関連する最も重要なパラメータです。 ステップサイズが小さいほど精度は向上しますが、計算コストも高くなるため、目の前の問題に応じて常に手作業で処理する必要があります。 **例: ニュートンの冷却の法則** ニュートンの冷却の法則は、温度$T_R$下において、初期温度$T(t_0) = T_0$ のオブジェクトが冷却される様子を表した法則です。 または オブジェクトの冷却率 $\\frac{dT(t)}{dt}$ は、周囲環境に対する現在の温度差 $\\Delta T = (T) - T_R)$ に比例するとされています。 数値近似との比較として、解析解は以下のとおりです。 # --instructions-- オイラー方のルーチンを実装して、以下の3つの異なるステップサイズのニュートンの冷却の法則の例題を解きます。 次に、解析解と比較します。 **初期値:** 関数の最初のパラメータは初期時間、2番目のパラメータは初期温度、3番目のパラメータは経過時間、4番目のパラメータはステップサイズです。 # --hints-- `eulersMethod` という関数です。 ```js assert(typeof eulersMethod === 'function'); ``` `eulersMethod(0, 100, 100, 2)` は数字を返します。 ```js assert(typeof eulersMethod(0, 100, 100, 2) === 'number'); ``` `eulersMethod(0, 100, 100, 2)` は 20.0424631833732 を返します。 ```js assert.equal(eulersMethod(0, 100, 100, 2), 20.0424631833732); ``` `eulersMethod(0, 100, 100, 5)` は 20.01449963666907 を返します。 ```js assert.equal(eulersMethod(0, 100, 100, 5), 20.01449963666907); ``` `eulersMethod(0, 100, 100, 10)` は 20.000472392 を返します。 ```js assert.equal(eulersMethod(0, 100, 100, 10), 20.000472392); ``` # --seed-- ## --seed-contents-- ```js function eulersMethod(x1, y1, x2, h) { } ``` # --solutions-- ```js function eulersMethod(x1, y1, x2, h) { let x = x1; let y = y1; while ((x < x2 && x1 < x2) || (x > x2 && x1 > x2)) { y += h * (-0.07 * (y - 20)); x += h; } return y; } ```